千葉県鎌ケ谷市初富 T様邸 玄関木製柱のあく洗い・クリヤー塗装
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Before
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After
| 施工内容 | 玄関柱あく洗い・クリヤー塗装 |
|---|---|
| 使用材料 | 剥離剤・研磨剤・木材保護塗料（クリヤータイプ） |
| 工事日数 | 4日間 |
担当からのコメント
千葉県鎌ケ谷市初富、T様邸にて玄関木製柱の塗装工事が完了しましたので、今回はそちらの施工事例をお届けします！
シミだらけの玄関柱
今回のお宅は、落ち着きのあるたたずまいの純和風のお家です。
築年数は浅いためお家の外観はまだまだキレイで、瓦も外壁も全く傷んだ様子が見受けられません。
ところが、before写真を見たらお気づきいただけるかと思いますが、なぜか玄関ポーチの柱だけがシミだらけなのです・・・。
なぜシミだらけかと言いますと、この柱が「無垢材」だからです。
無垢材は温かみがあって和風住宅によく合うのですが、雨染みやカビなどの汚れが付きやすいというデメリットがあります。
暗めの色で塗装されていればごまかしが効くのですが、木目を生かした塗装は汚れを隠すことができません。
そのため、T様からは「シミだらけの玄関柱をキレイにしてほしい」ということで当社にご依頼をいただいた次第です。
玄関はお家の「顔」ですから、キレイな状態でお客様をお出迎えしたいものですよね。
あく洗いとは？
まずは、木材に染み込んだ汚れを落とす作業から入ります。
木材のシミだけでなくカビや日焼けなどによる汚れ全般を、専用の薬剤を使って取り除くことを「あく洗い」と呼んでいます。
あく洗いには高い技術が必要で、かつ骨の折れる作業なので、すべての塗装屋さんが対応できるわけではないのです^^;
1日目：表面の塗膜落とし
1日目は、木材の表面の塗膜を落とす作業を行いました。
既存の塗膜が残っていると汚れをキレイに落とすことができないからです。
塗膜を落とすためには「剥離剤」という薬品を使います。
この剥離剤は中性の薬品なので木材を傷めることはないのですが、肌に触れると火傷しそうなくらい熱くなるのです・・・。
ですので、保護手袋を付けて慎重に作業していきます。
もちろん、薬品が飛び散らないように柱の周りもしっかりと養生します。
剥離剤を塗ってしばらく置いたら塗膜が浮いてくるので、スクレーパーを使って丁寧に取り除いていきます。
玄関柱は4本ありますので、すべての塗膜を剥がすのに1日がかりの作業となってしまいました^^;
2日目：研磨、シミ抜き
表面の塗膜を落としたら、次はシミ抜きの作業に入ります。
専用のシミ抜き剤を刷毛で塗り、しばらく放置してから水拭き、という工程を汚れが落ちるまで繰り返し行います。
ちなみにこのシミ抜き剤は、医薬用外劇物に指定されているため個人で入手することはできません。
誤った使い方をすると危険ですので、必ず専門の業者に依頼してくださいね！
シミ抜きを剤では落としきれないような、繊維の奥に入り込んだような汚れは研磨して取り除いていきます。
シミ抜きはなかなか骨の折れる作業ですが、シミがだんだん薄くなっていく課程を見るのは気持ちがいいものです^_^
シミ抜きも非常に時間のかかる作業のため、2日目の作業はこれにて終了です。
3・4日目：木材保護塗料を塗ります！
あく洗い・シミ抜きが終わると、玄関の柱は新築のような輝きを取り戻しました。
ですが、このままの状態ではまたすぐに汚れが付いてしまいます。
そのため、最後に木材を保護するための塗料を塗っていきます。
なお、木材に使う塗料には「造膜タイプ」と「浸透タイプ」があります。
造膜タイプは表面に塗膜を作るため耐久性は高いのですが、木は呼吸していますので塗膜のフクレや剝がれが発生やすくなります。
いっぽう浸透タイプは塗膜を作らないためフクレや剝がれは生じないものの、耐久性は造膜タイプに比べると劣ります。
そのため、定期的な塗装メンテナンスはどうしても必要です。
ちなみに既存の塗膜は「造膜タイプ」だったため、剥離剤で剥がす必要があったというわけです。
今回使用した塗料は「浸透タイプ」のものです。
浸透タイプの塗料には色付きのものもありますが、お客様は無垢の風合いを活かせるクリヤータイプをお選びいただきました。
ところで木材の塗装は2回塗りで済ませる業者が多いのですが、当社では3回塗ります。
3回塗ることにより耐候性がアップしますので、当社のコダワリとしてそうさせていただいています(^_^)v
塗膜剥がし→シミ抜き→クリヤー塗装という工程を経て、シミだらけだった玄関柱が見違えるようにキレイになりました！
木部塗装もお任せください！
今回は玄関柱のあく洗い、シミ抜き、塗装の様子をお届けしてきました。
お客様からは「汚れが気になって仕方がなかったので、キレイになって本当に嬉しい。ありがとう！」との嬉しいお声をいただきました(*^^*)
大変な作業でしたが、感謝されるとやってよかったと思えますね！
今回のような木材のあく洗い、シミ抜きは高い技術が必要で、かつ手間もかかる作業です。
そのため、塗装を始めて数年の職人では対応できないケースが多いです。
その点当社では、熟練の塗装職人が対応いたしておりますので安心してお任せください。
木部塗装の事なら、家塚塗装店までお気軽にお問い合わせください！
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